William Basinskiのカタログの中でも「The Disintegration Loops」にならぶ名盤。
2003年に初版がCDリリースされ、新たにリマスタリングされヴァイナル化。
1980年初頭に録音されたテープループ素材が本作のイマジネーションの源になっている。
深くリバーブのかかったピアノのモチーフが幾重にも反復し(反復を主とした技法は彼の得意とするところだ。)、醒めることのない夢のような幻想性を孕んでいる。
アンビエントの歴史を語る上で避けて通れない一枚。
(店主)
#Ambient #ModernClassical