アンビエント/ドローンの重鎮William Basinskiが名門レーベルTemporary Residence Ltd.よりリリース。
2002年「The Disintegration Loops」や2003年「Melancholia」などの名盤を世に送り出してきたWilliam Basinski。
本作はそれらの作品と同様の手法(彼の得意とするテープループを用いた持続音)を主としながら、過去作とは異なる感情や事象を浮き彫りにしている。
音楽をコマーシャルに片付けようとすると、本作の様な音楽を「悲愴的な音楽」とでもカテゴライズするのだろうか。それは非常にもったいない。
一見シンプルな持続音に耳を開くと多層的に豊かな残響が折り重なっていることに気づく。それは端的な言葉では言い表せない複雑な魅力だ。トラック5から是非。(店主)
#Ambient #Drone

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