子供が原っぱを駆け回るように跳ねるピアノがあったかと思えば、ダンサーの前衛的な動きのようにモダンなピアノも垣間見れる。カテゴライズできないそのさまざまなピアノの表情は自由そのものを象徴している。
西アフリカ・シエラレオネとUKの両拠点で活躍するピアニスト、Duval Timothy。
前作「Brown Loop」の一貫したピアノソロとは異なり、ポエトリーリーディングのようなアプローチが有効に散りばめられている。なんとも美しい象徴的なピアノのメロディを軸にサウンドコラージュが装飾されているのは、2022年「Meeting with a Judas Tree」(当店でも非常に人気の高かった。)の布石となっている。
2017年リリース作品の待望のリプレス。
(店主)
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