ナイジェリアに出自を持ち、LAを拠点とする実験音楽のプロデューサーCollins Obohによるプロジェクト、Colloboh。
Leaving Recordsから二枚目のリリース。一枚目の「Entity Relation」も素晴らしく当店では即完であった。「Entity Relation」はIDM/エレクトロニカの要素が全面に出ていたが、その一方で本作はメロウでジャジーなバレアリックの要素が色濃く出ている。ボッサ、ブラジル、ニューエイジの側面が垣間見れるのも興味深い。
タイトルの「Saana Sahel」は緑豊かな海岸線、広大な砂漠に広がる手つかずのユートピアを意味するとのこと。あらゆる既存のジャンルにも軸足を置かず、保守的なカテゴライズに囚われないアティテュードは正にユートピアへ向かう軌道を意味しているようだ。
Sam Gendelのリリースなど今、勢いのあるLeaving Records。他アーティストの動向にも目が離せない。
500 Limited.
(店主)
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