オリジナルリリースは2019年。待望のリイシューをストック。レーベル、Quiet Time Tapesは Huerco S. / Ben Bondy/ X.Y.R. ら、近年のアンビエント・シーンにおける重要人物を手がけてきた。Ulla Strausもそのシーンの新たなうねりの中心にいる。本作リリース後、3XLからリリースの「Foam (’22)」ではエレクトロニカ/ グリッチのニュアンスへ傾倒していく。
ミニマルで簡素な構成でありながら、その細部を見つめてみると、音のまとまりの質感の差異に気づく。ある部分は必要な抽象性、淡さを担保しながら、ある部分は気持ちの良いザラつきを残す。外観はアトモスフィリックでありながら、踏み込んで耳をすますとストイックで前衛的な美意識に触れる瞬間がある。ドローン/ ニューエイジ辺りの近年のリリースの中では、本作が極地に近いと言っても過言ではない。
(店主)
Ambient/ Minimal/ Experimental

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