ロンドンのFour Tet。4年ぶりのフルレングスを自身のレーベルよりリリース。これが実に素晴らしい。前作「Sixteen Oceans (’20)」も評判が良かった。今作ではダンサンブルな機能性から解放されている印象を受け、より多様な音楽的側面を垣間見ることができる。チルアウト/ シューゲイザー/ ブレイクビーツ・・・。様々な蓄積が見え隠れする。過去に自身のレーベルからBrian Eno作品を発表したり、ライブでアンビエント・セットを披露するなど、アンビエント志向の強い作者。この名作が誕生する予兆はすでにあったのだ。
(店主)
Ambient/ Downtempo