ドイツのTobias Wilden、新作が到着。haruka nakamura らを世に送り出してきた、Kitchen. Labelよりリリース。本作は初期の代表作、「A Path to Open Air (’13)」の続編、という立ち位置。アコギを基調とする点はある種の地続きと言える。本作ではチェロや三味線を装飾として重ね、新たな展開を見せる。また、ストリングスの層は厚みを増し、より鮮やかで多様な情景が想起される。逆説的に、静けさの深みはより際立っている印象を受ける。
マスタリングは田辺玄。
(店主)
Ambient/ Acoustic