メルボルンのレーベルAnalogue Attic、ハウス/ アンビエント・シーンにおいて今注目のレーベル。レーベルを創設したAlbrecht La’Brooyの一人がこのAlex Albrecht。2月発売の新作と併せて、過去作のこちらもチェックいただきたい。相方のSean La’Brooyや同レーベルのBadskinも当店では絶大な人気だった。他レーベルからリリースされた過去作「Violet Visionary (’23)」も素晴らしい作品で、ここ最近の多作でありながら凄まじいクオリティは圧巻。
深く丁寧なビートメイクを信頼し、身体は正直にゆれる。それは内面の発散を目的としたものではなく、微かな気分の高揚を嗜むためのものだ。そして、気分が華やぐようなピアノの演出は、空間に奥行きをもたらしている。最新作と比較すると、そのピアノの彩は幾分際立っており、その多様な表情を楽しむことができる。彼のレーベル運営も含め、新たなシーンと呼べそうな勢いに気持ちが高まる。
(店主)
#Ambient #DeepHouse
