アンビエント・ミュージックの歴史はここから始まったーーーー。
「Ambient 1: Music for Airports」が発表されたのは1978年。概念とともにアンビエントミュージックを明示的に提示したのはこの78年が起点と言っても大きな違和感はないだろう。(もちろん以前にサティなどの歴史はあるのだが。)その3年前、1975年にこの「Discreet Music」は発表された。
A面はイーノの30分にわたる表題曲を収録。イーノが演奏するシンセサイザーとテープループが穏やかにゆらめいている。
B面はパッヘルベルのカノンを下地にした3つの協奏曲を収録。盟友のGavin Bryarsが編曲、指揮を担っている。
本作以前のソロ作品やロキシー・ミュージックでの作風とは大きく異なり、「Ambient 1: Music for Airports」に繋がる貴重な源流と言える。
現代のアンビエントを聴く上でもこの作品を理解することは、それらが受け継いできた水脈の答え合わせとなるに違いない。
アカデミックに聴き入るのもよし、何も考えずにお部屋に漂わせるのも素敵かと思います。マスターピースです。(店主)
#Ambient

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