Roméo Poirier のデビュー作を産んだ、UKのレーベルSWIMSより。2019年リリース作が再発。イタリアのElectric Capablanca。残念ながら、作者に関する情報は多くない。その無名性が本作に神秘を纏わせる。
幻覚的な抽象性とその先に待つ穏やかさ。端々の響きが平凡でない、前衛の佇まい。引用するとすれば、Jon Hassell/ Roberto Musci/ Terry Riley だろうか。それら古典に劣らず美しい。
(店主)
Ambient/ Experimental