1960年代以降に活躍した音楽療法士、日本のヒーリングミュージックの創始者、宮下富実夫。活動初期はロックのミュージカル「Hair」に小坂忠などと共に出演していたという。
得意の空手の影響で東洋哲学を学んでいたが、その後怪我がきっかけで東洋医学に傾倒する。 1977年に米国に移住し、東洋医学/哲学/五行を学びながら、音楽療法の研究も本格的に開始した。
本作は自身のBiwa Recordsより1985年にカセットテープにてオリジナルリリース。貴重なリイシュー。
巷にあふれる上部だけのヒーリングミュージックとは訳が違う。非常にシンプルな音でありながら、あらゆる文脈を通過し、歴史という”ふるい”を通過した凄みを感じる名作だ。（店主）
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