ベルリンのHanno Leichtmannによる、3月リリースの最新作をストック。レーベルはDiscrepant。このレーベルの魅力的な音は、エキゾチックかつエスニック。こんなにも隅々まで掘り起こされた地球上で、まだまだ秘境の地が存在しているかと思わせるような音楽だ。Sugai Kenも参加したAquapelagoシリーズなどがよく知られている。作者は、Jan Jelinekとの共作やKaraoke Kalkからのリリースなど、前衛的な電子音楽のシーンで頭角を表す。本作では、一点ものの楽器”Villa Aurora Organ”を主に使用したという。他にもマリンバやチャイムなどなど。それらの多層的な肌触りが、土着的でありながら新しい響きを孕みつつ、聴者の興味を掴んで離さない。
(店主)
#Ambient #Exotica