haruka nakamura、青い森シリーズの第二弾。これまでのキャリアとは一線を画す新境地だ。シリーズ一作目とは表情が代わり、クラシック・ピアノを軸に展開する。haruka nakamura が得意とするピアノの情緒的表現は今作でも健在。本シリーズではアンビエント・アルバム、と公言しているよう、これまでのピアノの旋律より、幾分アトモスフェリックな表現を尊重している印象を受ける。絵筆は単調な線でなく、規定なく、より自由な抽象像を描き切っている。
(店主)
Ambient/ ModernClassical