2008年に発表されたデビューアルバム「grace」が待望のリプレス。
haruka nakamuraはNujabesなど多くのアーティストとコラボレーションする日本のエレクトロニカ、ポストクラシカルを代表する一人。
穏やかなガットギター、スモーキーで抽象的な歌声、ささやかな演出としての電子音、ノスタルジックなサンプリングループ・・・haruka nakamuraらしさを表すこれらの要素は後続のアーティストに多大な影響を与え、日本のポストクラシカルシーンに新たな基準を引くことになった。
人は多かれ少なかれ社会との接点を受け入れ、その摩擦の中で生活し、成熟というささやかな偉業を成し遂げる。それはとても豊かな人生だ。
その一方で、社会との距離を充分に保つことが可能で、ピュアな自我を守れていた人生の特定の時期も固有の豊かさを持ってる。
そして、その時期にしか見ることができないみずみずしい景色は成熟してからも時折思い出し、人の心を温め続ける。そのような景色を持つことが、いくら懐古主義と言われようとも生きる上で重要になこととなる。
haruka nakamura の「grace」は誰しもがいつかは見た大切な景色を思い起こさせ、その人の心を深い部分で温め続ける。
(店主)
Ambient/ ModernClassical

![haruka nakamura - grace [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2023/05/06288CD2-7F19-4174-9A8B-E4DFF4AC367E.jpg)
![haruka nakamura - still life II (2025 repress) [LP_Color]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2025/10/IMG_7791_VSCO-280x280.jpg)
![haruka nakamura - 青い森 Ⅳ [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2025/04/IMG_4300_VSCO-280x280.jpg)
![haruka nakamura - 青い森 Ⅱ [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2024/07/FullSizeRender_VSCO-10-280x280.jpg)
![haruka nakamura - Nujabes PRAY Reflections [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2024/01/FullSizeRender_VSCO-2-280x280.jpg)