最初の数音で最高のバレアリカが始まったと理解する。同じくRush Hour から昨年リリースの「Dystopia」も素晴らしかったが、彼のキャリアの中では、いささか没入的であったのかもしれない。本作はもちろんその「Dystopia」を通過しながら、よりキャリア初期のディープ・ハウス的なニュアンスに回帰している印象を受ける。より開放的な音の方が居心地がいいフェーズなのかもしれない。ラテン/ フュージョン/ バレアリック/ ディープハウス/ アンビエント、まさにLars Bartkuhnらしい要素が存分に散りばめられている。
この清涼の音を浴びると、近くに風が流れることを意識する。ああ、こんなにも美しい風が私たちの側を流れていただなんて。
(店主)
Ambient/ Balearic

![Lars Bartkuhn - Nomad [2LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2024/05/FullSizeRender_VSCO-99.jpg)
![Lars Bartkuhn - See The Light [12inch]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2025/07/IMG_6243_VSCO-280x280.jpg)
![Tom Trago - Deco [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2023/05/6B2FB56D-8217-4E18-A3BF-71BCAABE3D71-280x280.jpg)
![LEON VYNEHALL - Midnight on Rainbow Road [12inch]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2024/03/IMG_9138_VSCO-280x280.jpg)
![Soichi Terada - Sounds From The Far East [2LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2023/08/206CBC66-21EB-421A-BCA2-EEC1A033B5F6-280x280.jpg)