ECMよりOded Tzurの新作が到着。サックス奏者、Oded Tzur。ECM3作品目。前作「Isabela (’22)」は各所で称賛。紛れもなく現代のECMを牽引する存在。盟友のピアニスト、Nitai Hershkovitsも参加。
作者のサックスは静かにささやくように多弁。そして、どっしりとブレずにクール。それは、人々に水準を示す標石のよう。その佇まいが徐々に熱を帯び、青い炎が発火した際、私たちは傍観していられない。思わず立ち上がり、胸が締めつけられる。
(店主)
Ambient/ Jazz