この二人の席巻はまだまだ続きそうだ。2010年代後半より二人の作品は日の目を浴び始める。それと共に、「アンビエント・ジャズ」という大きなうねりが、この二人を中心に大きくなっていった。もちろん、Pharoah SandersやCarlos Ninoなど、先人の功績は大きい。本作がPharaoh Sanders「Greetings To Idris」のカバーで締め括るあたりに、リスペクトを感じる。そして、この作品が世に生まれ、振り向いたのは、ジャンルを問わないあらゆる音楽を愛する人々だった。”All Genre”を哲学としてもつLeaving Recordsならではの功績だ。
Sam Gendel のサックス、Sam Wilkesのベース。この二つの流線は、昔話に花を咲かせるよう親密に、会話を楽しんでいる。Field Rec. も要所に折り重なり、全体として抽象的な美しさを纏っている。加速度的に熱狂的な世の中の、”あわい”を優雅に泳いでいくような本作が、時代にフィットし、人々を魅了していったのかもしれない。
「Bass Improvisations Pt. 1 (’17)」も非常に良かったDaniel Agedも本作に参加。
(店主)
Ambient/ Jazz

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