あのECMが貴重な復刻リリース。ブラジルのパーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロス。ジョン・ハッセルの「第四世界の鼓動」を含む、アルバム4作品に参加。また、パット・メセニーやヤン・ガルバレクの公演にも参加。その他、ビョークなどとの共演など、その名は広く世に知られている。
ブラジルの民族楽器、ビリンバウ(弓矢を棒で叩いて音を発する。)をオーケストラで聴きたい、というコンセプトで生まれたのが本作。録音は1979年。ディープな名作に改めて光を当て、世に送り出すプロジェクト、ECM Luminessence Viyll Seriesの一環で復刻されたもの。40年以上経過してもなお、響きは瑞々しく、焦点は古ぼけていない。ある種の前衛性を孕みながら、クラシックとして普遍的な聴き心地がする。本作が持つ力強さと、ECMの編集に唸るばかり。
指揮はシュトゥットガルト放送交響楽団で、キース・ジャレットと共演したムラデン・グテシャが担当。アナログ・マスターテープからカットされており、音質もびっくりするほどのクオリティ。ゲイトフォールド仕様、新たなライナーノーツを追加。大満足なボリューム。
(店主)
#Ambient #LatinJazz

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