ロンドンのアンビエント/ ドローン・レーベル、Astral Industries。これが実に美しいレーベルなのだ。アートワークの統一感含め、深い深いドローンサウンドを軸に、固有の哲学を提示し続けている。来日中のレーベル・オーナー Ario から本作を頂いた。
トリップ感もありつつ、Afterhours というか、クラブミュージックの恍惚を、個の瞑想体験へと転写している、というニュアンスだろうか。
Son of Chi の起点は、オランダのアンビエント・コレクティヴ The Chi Factory。民族音楽・瞑想音楽・第四世界 の要素を取り込みつつ、80’s より音の儀式性を提示してきた。Arthur Flink は、ヨーロッパ実験音楽 / ジャズ・アヴァンギャルドの流れの中で独自の位置を築いてきたトランペッター。前衛の景色の中で、陽が登るように、トランペットが立ち上がる様がとても美しい。
Recommended track : “Part One”
(店主)
Ambient / Drone

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