ロンドンのアンビエント/ ドローン・レーベル、Astral Industries。これが実に美しいレーベルなのだ。アートワークの統一感含め、深い深いドローンサウンドを軸に、固有の哲学を提示し続けている。来日中のレーベル・オーナー Ario から本作を頂いた。
トリップ感もありつつ、Afterhours というか、クラブミュージックの恍惚を、個の瞑想体験へと転写している、というニュアンスだろうか。
Son of Chi の起点は、オランダのアンビエント・コレクティヴ The Chi Factory。民族音楽・瞑想音楽・第四世界 の要素を取り込みつつ、80’s より音の儀式性を提示してきた。水中で鳴るような倍音構造、波打つドローン。透明度の高い音。フルート、鐘、低周波、アナログ・シンセの滲み。聴く者の時間感覚をずらす。Radboud Mens がさらっと彩る、ピアノとかパッドが本作をぐっと魅力的にしている。
Recommended track : “Side B”
(店主)
Ambient / Drone

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