Laurel Haloの新作が登場。フランスのJessica Ekomaneとのスプリット。レーベルはShelter Press/ Editions Mego と関わるPortraits GRM。
Laurel Haloの曲は名作「Atlas (’23)」とある種の地続きでありながら、本作での1曲20分を超える壮大さは特異な点。腰を据えて向かい合いたい。Laurel Halo の持続音は、めくりめく繊細な変化に満ちていて、眺めているだけで飽きることがない。
Jessica Ekomane の曲はより前衛だ。インスタレーションでの表現の場が多い作者ならではの作風と言える。1曲17分という土俵は作者には丁度いい。荘厳で華麗な建築物を眺めているように時は過ぎる。
(店主)
Ambient/ Experimental