ジャズに新たな風を送り込む名門レーベル、Gondwana Records。アンビエントとジャズの合流地点にいるシーンの震源地だ。UKのトランペッターMatthew HalsallはこのGondwanaの創設者。過去の様式を尊敬しつつ、枠組みを常に越えようとする彼の探究心はレーベルの揺るがない柱になっている。伝統的なブリティッシュ・ジャズの格式高さや、Pharoah Sandersにも通づるスピリチュアル・ジャズのイマジネーションまで、彼が取り込むエッセンスは幅広い。
彼の最新作「An Ever Changing View (’23)」は当店で人気盤であった。2020年にリリースされた本作はその源流と言っても過言ではない。装飾としてKalimba, Xylophone, Harp を用いる点や、オーガニックな開放感に満ちている点は共通点。その一方で、フルートやサックスの流線は思慮深く、かつソウルフルな躍動感を持っており、俯瞰して「An Ever Changing View (’23)」と比較したとき、より凛々しく厳格なイメージを持っている。
(店主)
#Ambient #Jazz

![Matthew Halsall - Salute to the Sun [2LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2024/01/0D8B532A-DF88-4B95-96F0-83BC5A47DF04.jpg)
![Vega Trails - Tremors in the Static [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2024/02/FullSizeRender_VSCO-19-280x280.jpg)
![Jasmine Myra - Rising [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2024/05/FullSizeRender_VSCO-80-280x280.jpg)
![Hania Rani - Ghosts [2LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2023/11/E672F913-9960-4E5A-8C6C-E0466E0C2268-280x280.jpg)
![Forgiveness - Next Time Could Be Your La [LP]](https://harunoame.com/wp-content/uploads/2023/03/05FDEC1F-D782-473F-837A-938398571C47-280x280.jpg)